言語聴覚士の給料、年収、収入はどのくらい?

言語聴覚士年収いくら

ゆみ先生

こあらくんは言語聴覚士を目指しているんだよね!
言語聴覚士の年収はどのくらいか知ってるかな?
今日はSTの平均年収や年収アップの方法を学んでいこう!

ゆみ先生は、転職や昇給で年収アップをしたんだよね。
詳しく教えてください~!

こあらくん

【結論】言語聴覚士の年収は?

厚生労働省の令和2年賃金構造基本統計調査によると、

言語聴覚士の平均年収は、約419万円(平均年齢33.9歳)、平均勤続年数6.5年、実労働時間数163時間でした。

ただし、こちらの統計はSTだけでなく、PT/OT・視能訓練士を含めたデータです。言語聴覚士は歴史が浅く、PT/OTに比べて年収がやや低い傾向にあります。

さらに、こちらのデータでは、役職の有無に関わらず全ての年齢の従事者・すべての都道府県を含んでいるため、若手のSTや地方のSTなどにとっては、体感からかけ離れた数字だと感じる方も多いのではないでしょうか。

実際に、統計データをまとめてみるとこちらのグラフの様になります。

年齢が上がるにつれて、年収もゆるやかに増加傾向にあるものの、高収入とは言い難く、特に、結婚や子育てといったライフイベントが多い若い世代では、経済的に余裕がある状態にするために家計や生活費についての工夫が必要かもしれません。

言語聴覚士の年収をアップさせるには?

STの年収をアップさせる方法はいくつかあります。

①勤続年数を長くする

特別な行動をしないシンプルな方法です。特に、病院や介護施設などでは年功序列の文化が根強く、勤続年数が長くなるほど一年ごとに基本給が少しずつあがります。

ただし、短期間で大きく年収アップするための得策とは言えないでしょう。

②管理職を目指す

上記の勤続年数に加えて、現場で結果を出すことで昇格・役職がつくということもあります。

昇格に伴って、基本給または役職手当てによる年収アップが見込めます。

ただし、役職のポスト自体が少ない場合もあるため5~10年単位で考えていく必要があります。

③転職をする

同じ言語聴覚士としての採用であっても、職場環境によっては年収が大きく変わる可能性があります。

リハビリ職に特化した転職サイトだけでなく、都道府県士会などの求人情報もチェックして情報収集をしていくと良いでしょう。

言語聴覚士の年収や給料は、
年齢や地域、職場環境によって変わるんだね。
やりがいのある仕事だからこそ、
収入の心配は減らして
専門性を磨いていきたいな。

こあらくん

ゆみ先生

そうだね。
言語聴覚士は、患者さん・クライアントと深く関わる職業だから、年収だけじゃなくて対象とする患者さんや、一緒に働く先輩なども
どんな人がいるか確認できるといいよね。

こあらくんが国家試験に合格して、納得のいく就職ができるようにこれからも応援していくよ♪

ありがとう!
現場で通用するSTになるためにしっかり知識を身に着けていくぞ~!

こあらくん

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