人間は、言葉を使って思考を整理したり、気持ちを伝えたり、コミュニケーションを取ったりします。
言語聴覚士は、そのような人間の営みを支える専門職です。
主に、「聞く」「話す」「コミュニケーション」「食べる」支援を行います。
似たような資格で、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)などのリハビリテーション職がありますが、
言語聴覚士(ST)は、これら2つの職種に比べ歴史も浅く、需要>供給であるのが現状です。
話したい事を考える大脳の機能、神経や筋肉の構造、声を出すための仕組み、
音が伝わる空気振動、聴覚機能、そして声を出すための喉の働き(飲み込み)など、
専門性は多岐にわたります。
言語聴覚士になるために学ぶことは?
国家試験の受験資格(4) (https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/gengochoukakushi/)
に記されている厚生労働省の指定する科目は以下のようになっています(一部筆者による省略)
様々な人のニーズに適切に対応するために、学ぶべき内容は広く、上記の内容に加えて実習も行われます。
国家試験の合格率は?
国家試験の合格率は60~70%前後を推移しています。
試験はすべてマークシート方式で、200点満点で6割以上で合格です。
言語聴覚士として働くためには、この国家試験合格が必須条件です。
当ブログの活用法
当ブログでは、民間企業就職後に言語聴覚士の養成校へ入学(入試では面接・小論文を最高得点で入学)、
国家試験本番は8割以上で合格した管理者による、言語聴覚士に特化した情報をお届けします。
国家試験対策、または日々のテスト勉強の対策にご活用ください。
さらには、言語聴覚士として現場で働く新人STの方に役立つ時間活用術・目標管理などの情報も更新していきます。